フロンティアレター(令和4年9月号)「年末調整にむけて」

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年末調整にむけて

え？まだ9月だから先の話！と思っていらっしゃる方々、年末調整はすぐにやってきます。
忙しい12月に入ってから準備をし始めるとバタバタ状態で思うように資料が集まらず、計算も遅くなってしまいますので、今から徐々に取り掛かることがお勧めです。

年末調整に必要な書類

関係書類が9月下旬あたりからボチボチと届いてくると思います。
下記は年末調整に必要な主な書類です。早めに確認しておくことをお勧めします！

●準備資料(申告書)

・令和5年分　給与所得者の扶養控除等（異動）申告書
・令和4年分　給与所得者の扶養控除等（異動）申告書　→“記載内容の見直し”
・令和４年分　給与所得者の保険控除申告書
・令和4年分　給与所得者の基礎控除申告書兼給与所得者の配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書

●主な準備資料(証明書等)

・保険料払込証明書
・令和４年分源泉徴収票(令和4年中に入社し、前職がある方)

※以下の場合は年末調整を行います。
・海外支店等に転勤したことにより非居住者となった人
・死亡によって退職した人
・著しい心身の障害のために退職した人（退職後に再就職をし給与を受け取る見込みのある方は除きます）
・12月に支給されるべき給与等の支払を受けた後に退職した人
・いわゆるパートタイマーとして働いている人が退職した場合で、本年中に支払を受ける給与の総額が103万円以下である人（退職後にその年に他の勤務先から給与を受け取る見込みのある方は除きます）

※その他もろもろ
・但し1年間の支払うべきことが確定した給与総額が２０００万円以上の方は年末調整できず確定申告をすることになります。
・お問い合わせがたまにあります医療費控除についてですが、年末調整ではできず確定申告で行います。
　

（高橋　朋之）

あとがき

　先日、夫がコロナウィルスに感染・発症したため、濃厚接触者になってしまいました。いざ当事者になってしまうと意外と何も解っていないことに気づきます。ちゃんと対策を考えていらっしゃる方は鼻で笑ってやってください。

　本人が「コロナかも」と自覚したのが土曜日の夜。日曜日に検査してくれる医療機関は限られている為、私が専用ダイヤルで検査可能な発熱外来を教えてもらいましたが、そこにかけても電話は全く繋がりませんでした。結局本人がネットで調べて隣の市にあるクリニックに直接問い合わせ、バイクでPCR検査を受けに行きました。幸い結果判定も投薬もその流れで済ませることができました。

　バイクも車も運転できるのは夫のみ。こういう時、どうするのが正解なのか未だ分かりません。

　翌日。微熱があって濃厚接触者である私も検査を受けたいと様々なところに問い合わせましたが、濃厚接触者で37.5度以上の発熱がない場合、PCR検査を無料で受けられる場所はないという結論に至りました。また、受けたとしても結果は最大2日待ちというところもありました。神奈川県では抗原検査キットを2回分1セットで無料配布していて、行動制限解除の判定に利用できるとしています。私はこれを使って検査し、陰性判定でした。

　文にまとめると思いの外スムーズですが、実はかなり焦って途中途中おかしなことをやらかしています。最終的に長年住んでいる自宅の近所の住所すら分からなくなるほどでした。

　対岸の火事ではないという自覚は持っていたつもりでしたが、いつ火の粉が飛んできても対応できるところまで考えていないと意味がないですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（星野　美奈子）