2024/08/03
令和6年 8月号「予定納税の時期なのに納付書が送…
コラム
100年ライフとは、過去200年間平均寿命は10年に2年以上のペースで延びてきたので、今の20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上と、生きる確率50%以上の割合で長期間生きていくという事です。
寿命が延びるという事を老後期間が長くなったと思われていましたが、意識が変わりまして若々しく生きる期間が長くなったと考える事です。
今までの日本の社会の生きる場(ステージ)は、一斉行進で仕事の在り方を進めてきました。この背景は新卒一斉採用、年功序列、終身雇用の雇用形態にありました。
しかし、これからの長寿化の社会は、100年ライフという途方もない変化が実現します。
これからの社会生活は次のような変革の到来をきたすことになるでしょう。
①70歳80歳まで働く時代の到来
②新しい職種とスキルが登場する
③お金の問題がすべてではない(生活の無形資産の重要性とのバランス)
④70代80代に対応した生き方を見出す
⑤変化が当たり前と考える
長寿化がもたらす恩恵は煎じ詰めれば「時間」という贈りものです。人生が長くなれば目的意識をもって有意義な人生を形作るチャンスが生まれます。
この時間は長寿化によって与えられた自分の時間です。時間さえあれば何かをしたかったという自分の人生のページを塗り替える機会と考えられるのではないでしょうか。
現在までの長寿化での重要なテーマであった老後の生活資金の問題です。
しばしばメディアで報じられてきた老後資金は2千万円が必要と言われてきていました。
これからの長い人生において過去の資金計画は崩壊し、労働市場は大きな変化を余儀なくされます。
人々はこの有形資産に対応する無形資産を保有しています。
無形資産とは、
①生産性資産(スキル、知識のアップ)
②活力資産(健康、友人、家族)
③変身資産(新ステージへ移行する意思と能力)
このような無形資産は大変価値の高いものです。
これらをどのように増加させ運用するか老後資産は大きな変化をもたらします。
これら有形、無形の資産は長寿化によってもたらされた生活を支える基本財産です。
如何に生きるかの組み合わせによって100年ライフを有効に暮らし、豊かな生涯を送りたいものです。
早いもので今年も残すところあと1ヶ月となりました。
昨年末には全く先の見通せなかったコロナもようやく少し光が見えてきたかな?というところでしょうか
さて、多くの皆様何かとお忙しいこの時期かと思いますが、年末調整書類の御提出はお済でしょうか?
確定申告をなさらない方に取っては、1年間の所得税の総額を再計算し、過不足を調整する「年末調整」は非常に大切な手続きとなっております。
保険料控除や住宅控除等ある方は折角の控除を無駄にしない様、しっかりと書類を御提出頂ければと思います。
これだけは知っておいてほしい!
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